片づけの話:家庭の紙・書類の対処法-保留ボックスの利用-

昨日の記事で、玄関を入った段階で、持ち込んだ紙類を整理して、いらないものを捨ててしまおう、という考え方を紹介しました。リンクのビデオでは、必要なものといらないDMにわけて、要らないものはその場でリサイクル紙類に突っ込んで廃棄していた。

ただ、実際、「もしかしたら要るかも」「とりあえず、捨てていいか考えるのも面倒なので、置いておく」というものが結構多くて、結局、玄関や台所や机上にそういう紙が積み重なってゆくのではないでしょうか。

今日は、のりかかった船で、家庭の書類処理の話題で、うちで採用して上手く行ってる仕組みをご紹介します。

ライフハック系の男子だと、「インボックス(処理箱)」というのをつくって、そこにまずは投げ込むんですけど、これ、結構溜まってしまって、大事なものが埋まってしまったりするんですよね。また、男女差別して悪いけど、男子は(統計的に言って)知らないかもしれないけど、家庭に入る紙類って、ホントに雑多で、また子供が学校に行ってたりすると、とにかく毎日沢山紙類が入ってくる。

また几帳面系な人だと、「ファイリング」「分類」をする、っていうのが正解だと思ってるんだけど、そういう手間をかける価値のある、書類なのかどうか、っていうと、実は家庭に入る紙類の殆どは、数日か数週間キープすれば、あとは行事が終わったり用事が終わったりして、不要になるものが殆どだと思うのです。それを一々、ファイリングして、それを出し入れして整理しますか?というと、絶対NOなのです。几帳面な人でも、やっちゃダメ。そんな時間があれば、もっと意味のあることに時間を使うべき。それに、ファイリングするために、とりあえず、置いておく、っていうパターンになって、結局同じこと。

ちょっと、どんな書類が家には溜まってゆくのか、というリストを作って見ました。各家庭で多少は違うでしょうから、ご自身の例で考えてみるとよろしいかと思う。

どんな書類が、どのくらいの期間、置いておく必要があるか、ということです。

たとえば、振り込み伝票なんていうのは、あとから「届かなかった」とか言う時のために一応おいておいたりするけど、数か月すれば、もう要らない。レシートなども、あとから返品とか、店の電話番号とか見るために、ちょっと置いておこうかと思うけど、じきに要らないことに。あと、「もしかしたら読むかも」なんていうちらしやパンフや小冊子類、ためておいて、結局時間がなくて読まなくて、数か月後に捨てる、なんていうことが良くある。ピザのクーポン付のメニューなんかも、クーポン期限はワンシーズンだけだし、よくファイルに入れて置いても、実際使う時には店がなかった、なんてことも良くある。

類の種類 必要な期間
雑誌 数カ月?切り抜くまでとりあえず保管
新聞 1か月、切り抜くまでとりあえず保管
新聞チラシ 数日(安売りをチェックするかも・・とか)
ピザや出前のチラシ 数か月~1年(新しいのが出るし、情報は古くなる)
   
振り込みの控えなど 1か月程度したら不要に
レシート 1か月程度したら不要に(返品、家計簿用)
電気などの請求書 1,2ヵ月したら不要
運送会社の伝票控えなど 1,2ヵ月したら不要
パンフレット もしかしたら使うかも
   
学校からのプリント 1~3か月位で不要
学校のその他案内など 不要だが、万一のためにしばらく保管
テストや授業のプリント 不要か、万一のためにしばらく保管
要るのか要らないのかわからない、子供の書いた物など 不要か、万一のためにしばらく保管
裏紙につかえそうな紙など 使いたいときに少しあればよい
終わった電話メモとか。 不要か、万一のためにしばらく保管
あとで読みたいなというような切り抜きとか、WEB印刷したものとか 時間があれば読みたい(数か月位で興味はなくなる)
何かの下書や、書き損じなど 不要か、万一のためにしばらく保管
終わった仕事関係の書類など 不要か、万一のためにしばらく保管

以上、大体ざっと言えるのは、紙類は最初は捨てづらいが、大体3カ月位おいておけば、心おきなく捨てられる状態になる、ということ。あと、肝心なのが、その3カ月の間に、どれだけ「あの書類が必要だ」というケースがあるか?というと、実に稀なケースだけ。大体は、「捨てていない」という安心感があれば、実際は使いもせず置いておくだけ。

そこで、家でやってるのが、野口 悠紀夫「超整理法3–とりあえず捨てる技術」にある、「廃棄バッファー」の考え方を、家庭書類にも取り入れた、「保留箱」の利用です。

「超」整理法〈3〉 (中公新書)

 

<保留箱の使い方>  やり方は以下の通り。

①まず、A4が余裕をもって入る箱を用意する。みかん段ボールの高さが半分位のものが最適。

②書類で、とりあえず見る必要はないけど、数か月置いておいてもよい、というもの、あるいは、今捨てるかどうか決めかねる紙類、を全部、この箱に、放り込む(基本的には、上の表に該当する書類は皆)。新聞や雑誌なども、別途分類保管しないで、ここに突っ込んでもよい。雑誌など、読む際に、取り出して読んで、また読み終わったら、再度読みたくなるまでこの箱にいれておく、という風にするとよい。

③もし、ある書類が必要になって「捨ててはいないけど、どこだ?」となれば、この「保留箱」を調べて、必要な書類を取り出して利用するなりファイルするなり、適宜利用できる。この際、超整理法方式の最大の強みでもあるが、箱の底が一番古い書類で、そこから上まで時系列で書類が溜まってゆくので、「先週のあのプリントはどこ?」というとき、箱のどのあたりを探せばいいか、おのずと分かるようになって、さほど探し回らなくていいということ。最悪、その程度の箱を一枚一枚より分けても、探す時間は大したことはない(家の中を探し回る事に比べれば)。

④家庭によって異なるが、箱がいっぱいになるのに、1か月かかる、などの期間が、大体見えてくる。あとは、個人的に、何カ月保管しておきたいか、各人の考え方に従い、2カ月~6ヵ月、など、適宜設定すれば、必要な箱の深さが決まる。(うちでは、3カ月として、高さ20cm位の箱を2個重ねて使ってます(古い方は、下に台にするだけだし)。分けておくと、次の作業で、都合が良い。

⑤数か月たって、箱が満杯になる頃、どこかで1時間ほど書類分類の時間を取る。書類の下半分(古い方の半分)をごっそりよけて、分類する。上半分は、まだ熟成期間が短いものなので、そのまま上下関係を保ったまま地層を維持して、箱に戻す(箱をわけてあれば、下の箱だけ整理して空にし、上に乗っけるだけなので、楽)。

⑥捨てる山を上から順に見て、要らないものをし分ける。この際、数か月前には捨てるのをためらわれたプリントが、もう捨てて良い状態にまでなっていることが実感できます。そういうわけで、し分けは結構早くできる。私は、殆ど見もせず新聞、雑誌、古紙リサイクル、など、分けながら、捨てる準備しています(そもそも、この数か月使わなかったものな訳なので)。この段階で、必要なものをファイリングに回したり、切り抜きを作ったり、適宜対応するものは対応。雑誌なんかで、たまに、「これ、また読みたくなるかも」なんていうものがあれば、悩まず(悩む時間が無駄)、また保留箱の一番上に放り込んでおけばよいでしょう(あと数カ月追加熟成する、ということです)。他の書類でも、迷うものがあれば、同様に、また保留箱の一番上に戻しておきます。この作業により、書類が効率的に捨てられるとともに、古紙回収に出す山などが一気に出来上がるという訳です。

⑦廃棄物は、廃棄し、保留箱は、また継続して使用しつづけ、次に一杯になったら⑤を実施する。

ーーーー

以上です。これだけで、家中のなんとなく居場所のない紙類が、片付く。

昨日のランディング・ストリップの仕組みで行くと、玄関入って、紙類は、

A) 参照するもの・使うもの(含む・対応しないといけない請求書やプリントなど)

B) 前述の表にあるような、捨てるのも何だが多分いらないもの

C) ゴミ

に分けて、Bは保留箱に投げ込む。Aは、適宜自分のシステム(たとえば、インボックス、冷蔵庫に貼るなど)で適宜処理。Cは、捨てればいいのですが、結構私は量が少なければ保留箱に入れちゃうケースも多い。ちらしも、要不要をし分けるのが面倒だし。

 

たとえば、学校のプリントなど。今月の予定、なんていうのが毎月来るけど、大体は見る必要がない。でも捨ててしまうと、時々「あれ、何時だっけ?」とか、連絡網で「プリントに記載してます」とか言われるので、置いておかないといけない。じゃあ、冷蔵庫にでも貼っておくか、とも思うけど、冷蔵庫には、本当に必要なものを張ってる(遠足の持ち物とか)。そういうのと一緒に、見なくてもいいけどもしかしたら後で要るかも、っていうのを一緒にまとめ出すと、大事なものも埋もれるし、量も多くなる。そこで、要るもの以外は、みんな保留箱。子供の学校の終わったプリントなんかも、たまに子供が血相変えて「あのプリント捨てたらダメだったのに!!」なんて詰め寄ることがあったりするけど、あわてず「あの箱にあるよ」と言ってやれる。

これで、何がいいかっていうと、台所周辺に散らばってた紙類がなくなったのもあるが、まずは精神的に、あれはどこだ?とか整理しないと、とか悩む時間が無くなった事が、良い。

さて、保留箱ですけど、ここで、せっかくインテリアのブログなのですから、プラスチックなどの収納工夫グッズは用いず、部屋の隅に置いておくのに見栄えが悪くないものにしたらどうかと。(私も今までは….段ボール…でやってたんだけど、今日を機に、オシャレなのを探そうと決意)。

そうそう、この保留箱、置き場が非常に大事。目につかない、台所の奥の裏、なんて所に置くと、結局、「これを保留箱にあとでいれるためにここに置いておこう」と、放置するような羽目になって、本末転倒ですから、思い立った時に、投げ込めるロケーションが必ず必要です。

よって、見栄え。以下、アビゲイルのブログから写真を選択してきたのだけど、アビゲイルの「使える小物」の一つ、バスケット、というのはどうかと。したの写真。あとは、一番上の写真は、紙と金物のかごの例としてあげてあります。

これなんかいいでないかと。こんな感じで、目立つ所においても、大丈夫っぽい。

あるいは、これは、丸なんで、四角いのを探さないといけないけど、こういうざっくりしたのも良い味。

あとは、アビゲイルも大好きな、リンゴ箱なんかは、サイズ的には最適。

以前、主婦の掲示板みたいなところで、一人「みんな学校プリント、どうやって対応してますか?困ってます」というような質問で、誰からも妙案が出てないのをみて、もしかして、皆苦労してるのかな。と思いましたので、今日はそんな話題でした。

家庭のファイリング(保留箱に入れない必要書類)などについても、ウンチクはあるのですが、そんなのはまたの機会に。

(終わり)

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